
ビジネス英会話1月号を買うついでに
近所の狭い本屋さんに1人、立ち読みしていると、
「家庭画報、入りましたん?」と、
入ってくるなり尋ねるおばちゃん客の声。
「12日にはいる言うことやってんけど
電話ないし。もう15日なんですけどどうなってますか」
早口のおばちゃんに対し、若いにいちゃんは
「はい。・・・11日に問屋に入ってますね。
12日に入るって言うたんですか。」と、
茫洋とした反応。
おばちゃんは「前におたくにも言いましてん。
電話ないから女の人にも言うたら、遅れて12日に入るって。
もう1つの店にも聞いてあったから重複したらいかんと思って
聞いときたかった」という説明を2〜3回繰り返したあと
答えが得られず、ついに切れて、
「すみません入ってません言うたらしまいやないの?! あんた雇われ人やからそんなやねん。ここの店長は商売人やねん。うち商売やってんねん。ここのおっちゃん、あのどんぐりの人、あの人商売人てわかるねん。あの人やったら、えらいすみませんでした〜!まだですね〜ん!て言うわ。わたし今、12日に入る言うてたんですかって、はい、はい、はいって3回聞かれて3回答えてんで!あんたここの従業員やゆうんやったら!すんませんくらい言うたらどないなん!?あすこの学園前の高架下の店と、重複したらいかんから!高い本やから思って!あすこ車も止めれるし。ここ、前に止めて貼られましてんで!今も貼られるわ。あんた給料なんぼもらってんのか知らんけど。いくつかしらんけど。商売人やったら、考えるわ!客をどうやって逃がさんか。その点うちの息子やったらかしこいでえ。ここの店長やったら『持って上がります』言うわ!ほんで入ってるの入ってないのどっちなん!!」
と、まくしたてた。
初めはおもしろくて聞き耳たててたけど
だんだん足がすくんで店を出られなくなった。
にいちゃんは「はい。すみません!持って上がります!」
と初めてはっきり言った。
おばちゃんは間髪を入れず
「ほんまやな!!ほんまに持って上がんねんな!」
何丁目の、裏のとこ!と住所を告げて出ていった。
う〜ん。ほんとに持って行けよ近所の本屋。
がんばれ田舎の本屋。
posted by アマイネ・フォーカス at 22:53
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